失われた時を求めて

読書に始まる自伝的ブログ

『さりげなく人を動かす スゴイ!話し方』(2017、山﨑拓巳)

掃除をしていたら、某ネットワークビジネスのお兄ちゃんから借りパクしてしまったこの本を発見しました。貸し付けられたというのが近いのかもしれないですが、私は生命保険のセールスをしているときに、ネットワークビジネスに近い商売だなと思っていたこと…

『ほぐほぐマムアンちゃん』(ウィスット・ポンニミット、2020)

炎天下の人形町の甘酒通りと人形町通りの交差点で、日傘をさしたおじいちゃんがBig Issueを販売していた。営業中の私はやっていられないと思い、そろそろ喫茶店で休憩しようかなと思っていたところで、そんなおじいちゃんを見つけてしまい、自販機で買ったば…

『WE HAVE A DREAM~201か国202人の夢×SDGs』(2021、WORLD DREAM PROJECT編)

編者の方のお話を聞く機会があって、それきっかけで出会った本です。とても良い本で、たまに開くと元気がもらえる本です。 本の内容としては、201か国の若者がそれぞれ夢を語ったものをまとめた体裁となっており、編者の若者2人がSNSなどを通じて寄稿を募り…

『人間の條件』①(五味側純平、1956)

ずっと読みたかった積読のひとつで、ようやく読み始めることができました。私が集めた文春文庫版が全6巻で、1巻を読んで書きたい気持ちに駆られたので、6記事に分けてぼちぼち書いていこうと思っております。 元々この本を知ったきっかけは『戦争と人間』と…

『スマホ脳』(アンデシュ・ハクセン、2019)

au回線の通信障害があり、スマートフォンを使えない週末でした。はじめはかなりイライラしたものですが、デジタルデトックスのような感じがして、取り置いていた考えたいことや、溜まってしまった読書や、充実した時間となった。15分・30分という時間でこん…

『夢をかなえるゾウ』(水野敬也、2011)

誰かに勧めていただいて、読んだ記憶があります。うだつの上がらないサラリーマンが、ゾウのガネーシャという妖精?神様?のようなものにアドバイスをもらいながら成長していく小説風の自己啓発本です。掃除をしていたら見つけました。 Wikipediaのコピペで…

ブログを書くこと及びブログ文化について

私はブログというカルチャーが好きで、個人ブログが流行り、mixiの勃興に前後してアメブロが流行り、Livedorブログやはてなブログが大きくなってきた時代のネットサーフィンは面白かったなと思っています。 特に小学生の頃はゲームの攻略でお世話になったと…

『「ぴえん」という病』(佐々木チワワ、2021)

新宿歌舞伎町、TOHOシネマズ横を通称"トー横"と呼ぶそうですが、昨今そんな"トー横"で誘拐や暴行、悲惨な殺人事件をニュースで耳にする機会が増えました。そんなこんなでちょっと気になっているさなかにKindleのセールで販売してるのを目にして手に取りまし…

『斜陽』(太宰治、1947)

太宰治の代表作の一つで、戦後の華族の没落を描いた作品です。当主を失った文京区西片町の一家、戦地から帰らない生死不明の長男、姉である長女、母。戦後で生活資金がなく、伊豆に越す。叔父からの支援もアテにできないなかで、生きていた弟が家に戻る。稼…

『渋谷ではたらく社長の告白』(藤田晋、2005)

サイバーエージェントの藤田社長の自伝です。保険営業時代に上司に進められて読んだ記憶です。藤田社長のことはもちろん存じ上げていて、インターネット広告大手のサイバーエージェントの創業社長ですが、創業から今に至るまでの紆余曲折、苦しみを乗り越え…

『コーヒーが冷めないうちに』(川口俊和、2015)

就職活動をしているくらいの時期、電車の中吊り広告で見かけた帰りに、彼女の家に置いてあったのを借りて読んだ気がします。この前BOOKOFFで見かけ、ちょっと表紙がささくれ立っている本が並んで100円で売っているおり、時の流れの残酷さを感じました。 …

『幸福な王子』(オスカー・ワイルド、1888)

昔から好きな小説で、確か小学校が幼稚園の頃に童話聞いた気もします。中高生になって文学少年的な気質が増すなかで読み返すと、また違った感覚を覚えました。そして大人になって読むとまた違った思考に至る。そんな不思議な小説です。 本作は童話で、"幸福…

『運転者』(喜多川泰、2019)

KindleUnlimitedの海から出会った本。保険募集人を主人公にした小説とのことで、思わず手を取ってしまいました。 主人公は売れない保険募集人で、大型保険の解約で"戻入(レイニュウ)"にあい給与として貰った手数料を会社に払い戻さねばならない、新規契約…

『美しい星』(三島由紀夫、1962)

高校生の頃、私は三島由紀夫ヘッズであり、学校の図書館の旧書庫から旧字体の三島由紀夫全集を借りて読み漁り、終いには地元の古本屋で同じ全集を見つけて買ってしまった人間です。読めない旧字体を電子辞書を使って必死に調べ、読み進めたのが懐かしいです…

『夢十夜』(夏目漱石、1908)

最近、Kindle Unlimitedの存在を知りまして、懐かしの本を読んだり、雑誌を読んだり、便利さを享受しております。高校生の頃に読んで、久しぶりに再会したのがこの『夢十夜』です。結局、著作権が切れているので青空文庫でも読めるのですが、kindleはマーカ…

『街の幸福』(小川未明、1929)

不動産会社というのは10月から3月頃が忙しく、決算対策で不動産を売り買いしたいというニーズが高まり、"不動"産が動きに動き、てんてこ舞いとなる。そんな3月が終わると、会社決算を出す経理的な処理の部署は忙しなるが、営業部署はGW明けまでは閑古鳥が鳴…

『餅』(岡本かの子、1933)

いくつかネタは温めているものの、重たくなってしまい貯めております。新たなネタ・気付きを得るために、青空文庫を漁っていると、目にとまったこの本に手を取りました。 正月、新婚の夫婦の会話をモチーフにした短い小説です。女中もおらず、新年の来客もな…

『高瀬舟』(森鷗外、1916)

青空文庫を見ていると、非常に懐かしいタイトルをみつけ、思わず手にとってしまいました。それが森鷗外の『高瀬舟』で、小学生の頃に読んだことを思い出しました。中学受験や大学受験というのは、よく出る作家というのが決まっており、森鷗外は中学受験のよ…

『青天の霹靂』(劇団ひとり、2013)

劇団ひとりさんの小説。私はお笑いが好きで、劇団ひとりさんは昔からファンで『陰日向に咲く』も小学生のときに読んだ記憶があります。2作目が出てたことは全く知らなかったのですが、太田上田で劇団ひとりさんがゲストに出ている放送回があり、そこで本作…

『習慣超大全』(BJ・フォッグ、2021)

きょうも出張で鹿児島に来ております。連日の会食や面談・研修により、夜になっても営業マンスイッチが入ったままで、ブログを書くような文学部的な感情がなかなか起きないものです。そんななかで、仕事中に習慣の話になりまして、昔読んだビジネス本を思い…

「眼にて云ふ」(宮沢賢治)

今日は長期出張で、記事の書き置きもなくなりまして、昔読んだビジネス本から、隙間を見つけて一生懸命記事を書いていました。しかし、編集投稿時にアプリがクラッシュし、記事が飛びまして、気持ちが萎えています。ただ毎日記事をあげるという自分との約束…

『ウメ子』(阿川佐和子、2002)

この本には割と最近に出会った気がします。保険の仕事をしているときに上司が「阿川佐和子を知っているか、彼女のヒヤリング力は本当にすごいから聞いたほうがいい」と言っており、帰り道の古書店で”阿川佐和子”コーナーで目を引いた本として『ウメ子』を手…

『夏草の賦』(司馬遼太郎、1968)

長曾我部元親の一生を描いた歴史小説で、小学生の頃に読んで虜になった本です。父は司馬遼太郎が好きだったのですが、私は当時あまり司馬遼太郎が好きではなく、祖母が司馬遼太郎アンチと知り、この感覚が私だけでなかったと知ったのは、少し嬉しかったです…

『マルチの子』(西尾潤、2021)

保険屋時代、ちょうどマルチ関係で色々あったときに書店で出会い、手に取った本です。 主人公の女性はよくいそうな大人しく真面目な人なのですが、"マルチ商法"の世界に居場所を求め、成長を実感し、壊れていく様を描いた小説です。はじめに属しているネット…

『コンビニ人間』(村田沙耶香、2018)

芥川賞受賞作品で、当時書店で見つけタイトルに惹かれて出会った本です。 学生時代からのコンビニバイトを続けているフリーターの女性が主人公。『コンビニ人間』の名前の通り、コンビニバイトで求められる役割をインストールし、いつしかそれが生き甲斐とい…

『十字架』(重松清、2009)

この本との出会いは小学生の頃、教材で使われてたものと記憶しています。中学受験の勉強をしていたのですが、重松清はよく教材に使われていた気がします。 中学校のいじめと自殺をテーマとした小説で、いじめを苦に自殺したフジシュンと、遺書に書かれた4人…

『西の魔女が死んだ』(梨木香歩、1994)

久しぶりに読みました。小学生か中学生の頃、教材で使われてたものから興味を持って、図書館で借りて読んだ記憶があります。26歳になって読むと、当時の記憶や感情が思い起こされるということに加え、いま向き合っている課題に対しての処方箋として機能する…

『劇場』(又吉直樹、2017)

これも何年か前に流行った小説ですが、2022年になって私の目を引くこととなり、読むこととなりました。 純文学なので、文章の美しさを楽しんだり、感じたことのある感情や現象を言葉にするとこうなるよねというのはとても楽しいです。主人公は、自分の中に起…

『金色夜叉』(尾崎紅葉、1898)

私が一番好きな小説で、この本との出会いは私の人生をかなり変えている気がします。 尾崎紅葉の長編小説で、読売新聞で連載されていた恋愛小説です。お宮は貫一の許嫁であり、貫一は両親のいない孤独の身にして、お宮の家に幼い頃からお世話になっている身で…

『狭小邸宅』(新庄耕、2013)

2019年に不動産会社に入社して、先輩からおすすめされて読んだ本です。不動産業界に戻り、○ープンハウスとの接点も増え、読み返したくなった本です。 要は上記の不動産会社の実態を小説にした本で、主人公がやさぐれて壊れていく様を読み進めていく形です。 …