失われた時を求めて

読書に始まる自伝的ブログ

演劇サークルの思い出

『それでも日々は続くから』(燃え殻、2022)

今年の春に書店で出会ったエッセイ本で、読まずに置いてあったのを見つけて読みました。 色々疲れてくると余裕がなくなってきて、自分が悲劇の主人公になったような気持ちになったり、そこまでいかなくても自分ほど繊細だったり苦労している人はいないんじゃ…

『STONER』(ジョン・ウィリアムズ、東江一紀訳、2014)

私ははてなブログのサジェストでおすすめされるブログをしばしば巡回しておりまして、その際におすすめに上がっており、手に取った本です。 ストーナー 作者:ジョン・ウィリアムズ 作品社 Amazon penginsengen.hatenablog.com かなり私の中に刻み込まれた本…

『斜陽』(太宰治、1947)

太宰治の代表作の一つで、戦後の華族の没落を描いた作品です。当主を失った文京区西片町の一家、戦地から帰らない生死不明の長男、姉である長女、母。戦後で生活資金がなく、伊豆に越す。叔父からの支援もアテにできないなかで、生きていた弟が家に戻る。稼…

『夏草の賦』(司馬遼太郎、1968)

長曾我部元親の一生を描いた歴史小説で、小学生の頃に読んで虜になった本です。父は司馬遼太郎が好きだったのですが、私は当時あまり司馬遼太郎が好きではなく、祖母が司馬遼太郎アンチと知り、この感覚が私だけでなかったと知ったのは、少し嬉しかったです…

『コンビニ人間』(村田沙耶香、2018)

芥川賞受賞作品で、当時書店で見つけタイトルに惹かれて出会った本です。 コンビニ人間 (文春文庫) 作者:村田 沙耶香 文藝春秋 Amazon 学生時代からのコンビニバイトを続けているフリーターの女性が主人公。『コンビニ人間』の名前の通り、コンビニバイトで…

『劇場』(又吉直樹、2017)

これも何年か前に流行った小説ですが、2022年になって私の目を引くこととなり、読むこととなりました。 劇場(新潮文庫) 作者:又吉直樹 新潮社 Amazon 純文学なので、文章の美しさを楽しんだり、感じたことのある感情や現象を言葉にするとこうなるよねとい…