失われた時を求めて

読書に始まる自伝的ブログ

『ナラティブカンパニー』(本田哲也、2021)

会社で上司に勧めていただいた本。圧倒的後輩力で帰り道で読んで、感想メールを送った水曜日。

 

かつて流行ったらしい本で『ヴィジョナリーカンパニー』(ジム・コリンズ、1995)というものも勧めていただいて読んだが、そこから26年、現代社会で企業が生き残るためのハウツーや企業の事例が記載された本です。主体的に社会全体を巻きこんで、現在進行形で進む”ナラティブ”とそれをうまく活用できた事例をわかりやすく書いており、面白い本でした。

本ブログは書評ブログではなく、自伝ブログです。お礼の感想メールはビジネスマンの金子として書きましたが、今回は内容にそこまで触れないままで。

 

昔、リクルートOBの会社にインターンシップで行ったことがあって、そのときナイトウくんという面白い人と会ったことを思い出しました。彼は都内の有名大学に通う学生で、頭が良くて、色々知ってて。田舎の大学にいた私は見たことも聞いたこともないようなことを色々教えてもらった気がします。

 

ビジネスマン的な素養がスゴくて、Googleの研究で成功するチームには共通項はないが心理的安全性が確保される必要があるとか、冨田和成っていうスゴイ人がいて営業の天才だとか。いまの私にビジネスの世界の面白さというか、世界や日本の最先端のことを教えてくれた気がして。彼の真似をして、英語のWall Street JournalBloombergを頑張って読もうとしたし、お金を払って日経新聞を読みはじめたのも彼きっかけだと思います。

 

ビジネスマンみたいなことを同い年でこんなに知っててスゴイなとも思ったんですが、もっとすごいのは、海外の面白い話を知ってて。

シンガポールやタイ・アメリカなど世界各地で育ったり、旅行に行ったことがあるそうで。詳しいことは忘れましたが、強烈に覚えているのは、タイのゴーゴーバーとカナダのマリファナの話が強烈でした。

曰くゴーゴーバーは性的にはリビドーしないが、信じられないくらい爆アゲになる。

曰くマリファナは爆アゲはしないが、超絶トリップして、どこかに駆け出したくなるそうです。

 

それ以外にもいろいろ面白い人で、あり金は全て使い切りたいそうで、募金箱で立っている人に財布のお金を全て入れることもあるとか色々聞いた気がします。

そんなかっこいいナイトウくんのことを思い出しましたが、今はどこで何をやっているのかなとふと思います。なんかニュースメディアとかに出てくる気もするし、詐欺の広告で出てくる気もします。

 

そういえば、この前初めてストリップを観に行って。ナイトウくんがゴーゴーバーで爆アガってたのは、こんな気持ちなのかもと思いつつ。コロナの制限も緩和され、海外に行けるようになるし、タイで爆アゲしてみたいと思うこの頃です。