失われた時を求めて

読書に始まる自伝的ブログ

2022-10-02から1日間の記事一覧

『蹴りたい背中』(綿矢りさ、2003)

中学生くらいのときに読み、心にこびりついて印象に残っていた本です。自分が繊細だと思っている語り手の”長谷川”、彼女が学校内の人間関係としての世間を斜に見たり、同種の人間というか同じく馴染めていない”にな川”。そんな二人と学校という世界を中心に…