失われた時を求めて

読書に始まる自伝的ブログ

社会学

『君主論』(マキャヴェッリ、1532年)

いま色々と整理してまして、本とか服を処分したり買いましたりしています。高校のときに読んで、8度の引っ越しを経てまだ手元にあるので、良い本なのかたまたま残ったのかわからないですが、とりあえずまだ家にあることを認知しました。 君主論 (岩波文庫) …

『コンテナ物語――世界を変えたのは「箱」の発明だった』(マルク・レビンソン、2007)

Youtubeで岡田斗司夫の切り抜きが流れて来て、面白そうだなと思って手に取った本です。 コンテナ物語 世界を変えたのは「箱」の発明だった 増補改訂版 作者:マルク・レビンソン 日経BP Amazon コンテナという「箱」に荷物を入れ、船で運び、それをクレーンで…

『悲しき熱帯』(レヴィストロース、1955)

銀座歌舞伎座の近くにかなり古い本屋さんがあり、足を踏み入れました。佇まいから古書店かなと思って入ったのですが、新刊の書店で、ラインナップもマニアックで図書館にいるみたいで最高でした。そこで読もうリストに入れていて買っていなかった『悲しき熱…

『国家の品格』(藤原正彦、2005)

保険の仕事をしていたときの先輩が退職するという報告を受けました。 そんな話から前職時代に週一で読み合わせをしていたことを思い出しました。マネージャーの上司の営業現場で若手が教養なくて困るのではという親切心と、生き方や仕事との向き合い方を考え…

『デジタル生存競争』(ダグラス・ラシュコフ、2023)

YouTube断ちをしたくてアプリを消してブラウザからしか見られなくしたものの、ブラウザをBraveにしてしまったせいで、広告無しで見られてしまうので結局意味のない生活です。そんなときに岡田斗司夫の切り抜きで流れてきて、面白そうでつい買ってしまった本…

『人新世の「資本論」』(斎藤幸平、2020)

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。 年越しは最近は知り合いの店で越すことが多く、そういえば親戚や家族とは越していないです。おばあちゃんが亡くなり、保険の仕事をやめてお金を借りに行く理由がなくなって、実家に寄り付…

『歴史の終わり』(フランシス・フクヤマ、1992)

" data-en-clipboard="true">2023年6月24日から俄かにロシアとウクライナの戦争が大きく動いたように、ニュースを見ていて感じました。ロシアの民間軍事会社であるワグネルがロシアに反旗を翻して首都モスクワに向けて侵攻するというニュース、プーチンが搭…

『テレフォン人生相談――心の仮面をはずそう――』(加藤諦三、2022)

いま家賃三万円の我が家は足場を組んで外壁修繕工事をしており、タダでさえ日光の供給の少ない梅雨時により一層陰鬱の影を落とし、週末に布団が干せない苛立ちが身を焦がします。立ち上がってネットワークビジネスのごつい浄水器から出てくる水を飲み、金曜…