失われた時を求めて

読書に始まる自伝的ブログ

自伝小説

『暗闇のトンネル』(川崎栄子、2021)

最近は社会人人生で一番忙しいくらい忙しくて、海の日の週末も半日くらいは仕事をしていますが、ここ3週間くらいで久しぶりにスキマができて情緒のスイッチが入り、ブログを書く気分になりました。 私はYoutubeの街録chが好きですが、そこで脱北者の川崎栄子…

『人間の條件』③(五味側純平、1956)

今月はずっと忙しくてずっと体調が悪く、なんか運気が停滞してしまっているかのような一か月でした。もともと体力はあるけれど、免疫が弱いという特徴を持っている人間ではありますが、一か月に2回風邪をひいたのは初めてです。GWも全く遊んでいないのに、…

『読書という荒野』(見城徹、2018)

保険の仕事をしているときに、先輩から進めてもらった本で、2年ぶりに手に取りました。 読書という荒野 (幻冬舎文庫) 作者:見城徹 幻冬舎 Amazon 「負の感情を溜め込め」 「世界の矛盾や不正や差別に怒れ」 「苦しい方に身をよじり、自己検証能力を磨け」 世…

『痛みの作文』(ANARCHY、2017)

ANARCHYの自伝エッセイ。ANARCHYは本当にカッコよくて、声が反則だと思う。ズルい。セクシーでクールで。 痛みの作文 (ちくま文庫) 作者:ANARCHY 筑摩書房 Amazon 自伝を読んでても、やっぱりANARCHYはずっと嘘をつかない、本音しか言わない漢だなと思います…

『ヒップホップ・ドリーム』(漢a.k.aGAMI、2019)

私が大学生の頃、「フリースタイルダンジョン」というテレビが流行しており、ヒップホップやラップというカルチャーに衝撃を受けるとともに、ハマるきっかけになりました。モンスター漢a.k.aGAMIとチャレンジャー晋平太との闘いで語られるヒップホップの現場…