失われた時を求めて

読書に始まる自伝的ブログ

2023-08-27から1日間の記事一覧

『マチネの終わりに』(平野啓一郎、2016)

平野啓一郎は高校生の頃に『日蝕』というあえて文語体で書かれた小説を読んだ以来で、『滴り落ちる時計たちの波紋』と共にたまたま出会って手に取りました。三島由紀夫のような華美な文章をかみしめていくような話だった記憶はあって、話も結構グロかった記…