失われた時を求めて

読書に始まる自伝的ブログ

『闇金ウシジマくん』(真鍋昌平、2004)

最近、YouTubeのボイス漫画で出てるのを見つけて、久しぶりに読み返しました。高校と大学の頃読んで、「こうはなりたくないな」とか「こんなことあるんか!?」みたいに考えたものの、いま改めて読むと沁みますね…

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人間みんなさみしいし、ただ生きるだけでも大変です。そんな単純な事実を突きつけられているようで、辛いけど読んでしまう。そんな作品ですね。

そもそも生きるのが大変というよりも、人間の感情と現実・論理の相克というか、感情を諦めてつまらないロジカルな現実を生きるか、破滅してでも感情のままに生きるか、感情のままに生きられるように現実を変えるか、その3パターンしかないと思うのですが、その選択をするのが大変なのかもしれないです。

私はつまらないロジカルな現実を生きながら、ブログでの現実逃避やちょっとした小さな嘘の世界を楽しむことで満たしているのかもしれないです。私は最近気づいたのは、営業の仕事は楽しいし向いていると思うけれども、私は人間の感情にしか興味がなくて、売れた売れないではなくて、人の感情を動かすことにしか興味がないのかもしれないです。(不愛想なおじさんの笑顔をみることが好きなだけで、たまたまそれで営業の仕事に嚙み合って仕事がうまくいっているだけな気がしています。)

思った通りにいかない人生で、思った通りにいかない人間の感情を相手にしながら関係していく。そして思った通りにいかない他者の感情と自分の感情を楽しむ。これが実は私の人生の本質なのかもしれないです。

私は世の中のさみしさや生きづらさ・いたたまれなさをより少なくしたい。そうすることは、私の生まれてきた意味だと思う。そして私自身がハッピーになる近道だと思っています。

 

冬だから寒くて人恋しい。

会いたい人に会いたいときに会い、その人の感情をプラスに振れさせたい。そんな誰も観測していない勝負で勝って、自分と相手を喜ばせたい。そんな人生にしたいものです。

ビジネスの論理の世界と私の感情の世界の相克、それと向き合う論理のインプットである読書とアウトプットのブログ、或いは感情を乗り越えるお酒での逃避。

酔うと色々ぶれていきますが、お酒はほどほどに、感情燃やして生きていこうと思います。